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2009年08月31日

自民“王国”も崩壊 福岡2区

 「国民の審判ですから厳粛に受けとめたい。わが党にとっても手厳しい審判だ」。福岡2区で敗北し、比例復活もかなわなかった自民前職、山崎拓氏(72)は、重苦しい空気に包まれた福岡市中央区の事務所で、がっくりと肩を落とし、支持者80人に深々と頭を下げた。

 「総決算」と位置付け、背水の陣で臨んだ選挙だった。50の小学校区ごとに動員なしの演説を繰り返し、初心に帰って“どぶ板”に徹した。劣勢が伝えられると「郷土に尽くした山崎が、使い捨てられていいのか」と系列議員が訴え、当選12回の実績を強調した。

 しかし、自民党への厳しい世論の前では、地場企業や400を超える業界団体を総動員する組織選挙は、もはや機能不全に等しかった。山崎氏は敗因について「いくつもある。国民の期待を裏切る国政運営が積み重なった」と悔やんだ。

 結党以来の大敗北を喫した自民党については「反省すべきを反省して解党的出直しを図らなければならない。どうすれば出直しが可能か、同志と考えて行動したい」と語り、当面は政界から引退しない意向も示した。

 小泉純一郎元首相、加藤紘一氏とともに「YKKトリオ」を結成。1998年には山崎派を旗揚げし、一時は総理総裁も目指した山崎氏。政権交代に沸き立つテレビ画面を見つめ、支援者の1人は「一つの時代が終わった」とつぶやいた。


[西日本新聞ニュース]より


いままでは、自民党の有力議員は、選挙でも地元に帰る必要もなく、若手候補者の応援に回ることが多かったのですが、今回ばかりは危機感が表れていました。結果は予想以上の自民党大敗でしたが、新たな時代が始まりましたことは確かです。


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Posted by mot at 09:04 │日記