福岡ソフトバンク新人事

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2010年01月06日 11:30

 プロ野球福岡ソフトバンクは仕事始めの5日、福岡市中央区のヤフードームで取締役会を開き、球団内に「編成委員会」を新設し、王貞治会長(69)が同委員会の副委員長に就任するなどの人事を発表した。最高執行責任者(C00)制度は廃止し、竹内孝規COOは顧問に就任する。

 編成委員会はチームの編成、育成に取り組むのが目的で王会長が陣頭指揮を執る。王会長は記者会見で「昨年は意識的に現場や編成にタッチしなかった。(監督勇退から)1年がたち、チーム強化に役立たないといけないと感じていた。ドラフトに携わり、外国人選手に関しても今すぐに情報収集したい。選手に触れる機会は増える。精神的、技術的にアドバイスできれば」と意欲を表した。

 同委員会の委員長に就く笠井和彦オーナー代行兼社長(72)は「王会長のノウハウを常勝軍団づくりにより発揮してもらう」と説明。2004年秋の球団買収から尽力した竹内氏については「昨年末に辞任の申し出があった」と明かした。

 会見後にはドーム内で「鏡開き」を行い、王会長は「プロの世界は勝たないといけない」と力強い口調であいさつした。



[西日本新聞ニュース]より


 球団の人事の変更がチームの強化に繋がると良いですね。現場とフロントの意見の相違がよく問題になりますが、一枚岩となってファンに愛される球団運営を目指してください。